
糖質や脂質が肝臓で代謝されずにいると中性脂肪に変化します。
それが肝臓の30%以上を占めるようになると脂肪肝といわれるようになるのです。
脂肪肝は自覚症状がほとんどなく、気づいたときには他の臓器に症状が出てしまうこともあるので注意が必要です。
血液検査などで中性脂肪の数値が高いときは、脂肪肝の可能性があると思って食事の量や内容を見直してみましょう。
脂肪肝を解消するのに役立つ食べ物としては、タウリンが多く含まれているしじみや牡蠣、アサリなどの貝類がおすすめです。
またタコやイカ、アジ、サバといった魚介類もタウリンやオルニチンが豊富なので脂肪肝の改善に最適です。
また、ビタミンやミネラルを豊富に含むニンジンやカボチャなどの緑黄色野菜も脂肪肝を解消するのにおすすめです。
これらの食べ物は比較的カロリーが低めのものが多いので、食べ過ぎることも自然となくなるでしょう。
腹八分目にして、脂肪を代謝してくれる食材を摂ることが、脂肪肝の改善には必要なのです。
サプリメントで肝臓対策をする
肝機能に良い栄養素が身近な食材に比較的多く含まれているとはいえ、それらをバランスよく摂るには忙しい日々を送る人にはなかなか難しいでしょう。
また、すでに肝機能が低下している場合には、ビタミンやミネラルなどの栄養素を食べ物だけで補うには限度があります。
そういった場合には、サプリメントで栄養素を補いましょう。
肝機能対策としておすすめの食材の中に、苦手なものやアレルギーがある場合も、サプリメントを利用すれば足りない栄養素を補うことができます。
また、食事量を控えなければいけないケースもあるので、そういったときにサプリメントを活用してみるのも良いでしょう。
ラベル:脂肪肝